野村不動産マスターファンド投資法人(NMF)は15日、2013年8月期決算を発表した。今年6月12日の上場後、初の決算発表となる。
当期(13年1月31日~8月31日)の営業収益は36億8,300万円、営業利益は20億8,900万円、経常利益12億5,300万円、当期純利益12億5,100万円、1口当たり分配金は751円となった。なお、当期の実質的な資産運用期間は、13年6月13日~8月31日の80日間。
上場後6月13日に25物件・取得価格ベース475億7,600万円を、同月14日に26物件・取得価格ベース1,532億5,000万円を取得し、さらに期中3物件を追加取得した結果、期末ポートフォリオは54物件・同2,276億1,600万円となった。ポートフォリオ全体の期末稼働率は99.8%と高い水準で安定している。
次期については、営業収益92億5,000万円、営業利益45億6,100万円、経常利益39億6,400万円、当期純利益39億6,300万円を見込む。