不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/10/28

家主向け商品、法人向けサービスの拡充に注力/ハウスコム

 ハウスコム(株)は25日、2014年3月期第2四半期決算説明会を開催した。

 当期(13年4月1日~9月30日)は、営業収益36億9,000万円(前年同期比2.7%増)、営業損失1億4,400万円(同:営業損失2,700万円)、経常損失9,700万円(同:経常損失2,100万円)、当期純損失7,600万円(同:当期純損失3,200万円)。主力の不動産賃貸仲介事業の営業収益は19億2,000万円(前年同期比5.3%増)、仲介関連サービス事業は営業収益11億9,600万円(同6.1%増)だった。
 
 説明会で同社代表取締役社長の落合 巧氏は「ポータルサイトへの物件掲載出稿数の増加や役員の退職功労金等で、前年同期比を上回る営業損失となったが、無駄な広告宣伝費や販売促進費を抑制、情報メンテナンスセンターの効率化など、利益は大きく改善傾向にある」などと述べた。
 
 当期は、収益の少ない4店舗を閉鎖し、2店舗を新規オープン、全133店舗に。各種社内研修を通じ営業スキルの向上、社員のモチベーションを高め仲介件数、成約率を向上させるなどして競争力を高め、他社との差別化を図る。さらに、家主向け商品を強化した管理商品の販売促進、社宅代行など法人向けのサービスの拡充に注力。市場競争力の強化を実現する方針。

 通期では、営業収益83億3,400万円、営業利益3億1,500万円、経常利益6億1,700万円、当期純利益3億1,700万円を見込む。

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