不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/10/31

中古マンション・住宅地価格の回復基調鮮明に/東急リバブル調査

 東急リバブル(株)は31日、「リバブル定点観測」の第5回調査(2013年4~9月)結果を公表した。従来の首都圏、東急沿線に加え、今回から調査を大阪圏にも拡大。各エリアの標準的な住宅地・中古マンションの価格推移を半期ごとにまとめた。12年10月~13年3月を前期比、12年4~9月を前年比として算出した。

 首都圏の住宅地は前期比0.8%上昇(前回0.8%上昇)、前年比1.6%上昇(同1.1%上昇)。中古マンションは前期比0.5%上昇(同0.3%上昇)、前年比1.0%上昇(同0.5%上昇)。前期比、前年比ともに上昇幅が拡大し、地価の回復ぶりが鮮明になっている。「横浜」駅や「武蔵小杉」駅を抱える神奈川県の上昇幅が最も高かった。一方、千葉県は、浦安市の低迷が大きく響き全体では下落基調。

 東急沿線の住宅地は前期比1.1%上昇(同0.6%上昇)、前年比1.8%上昇(同1.1%上昇)。中古マンションは前期比0.6%上昇(同0.4%上昇)、前年比1.0%上昇(同0.6%上昇)。駅前再開発が進む武蔵小杉駅が前期比7.6%上昇したほか、溝の口駅も大きく上昇しており、川崎市の上昇基調が全体を牽引している。
 
 今回から調査対象に加えた大阪圏は前期比0.2%上昇、前年比0.5%。中古マンションは前期比0.3%上昇、前年比0.3%上昇。底打ち感が明確になり、回復基調にある。

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