積水ハウス(株)は5日、本社がある「新梅田シティ」(大阪市北区)で工事を進めていた巨大緑化モニュメント「希望の壁」が完成し、完成披露式を実施した。
「希望の壁」は、建築家の安藤忠雄氏の発案によるもので、高さ9m、長さ78m、奥行3mの大きさで両面、側面を植物のプランターで覆ったもの。新梅田シティ内にある緑化空間「新・里山」ともつながり、大阪の都心部に新たな緑の空間を創出している。開花時期の異なる草木を植栽することで、季節ごとに違った印象を楽しめるようにした。
同社が進める「5本の樹」計画にしたがい、ソヨゴやクチナシ、ヤマブキなどを中心に100種類2万本以上を植栽。蝶を呼び込む花木も植え、都市での生態系保存も図る。