アクティビア・プロパティーズ投資法人は1日、保有するオフィスビル「代々木プレイス」(東京都渋谷区)が、(株)日本政策投資銀行(DBJ)のグリーンビルディング制度の「ブロンズ認証」を受けたと発表した。
同制度は、ビルの環境性能に加えて防犯や防災、不動産を取り巻くさまざまなステークホルダーからの社会的要請に配慮した不動産(グリーンビルディング)の普及を目的に、DBJが独自に評価して選定するもの。
同物件は、2007年2月竣工の、地上10階地下1階建て、延床面積約4,200平方メートルのオフィスビル。共用部へのLED照明設置、熱反射ガラスの採用など、高性能の省エネ設備を導入して環境配慮を図っていることや、オーナーによる非常用発電機の設置、災害時の帰宅困難者を想定した飲食料の備蓄などが評価された。また、CO2情報の開示など省エネ啓発活動を展開し、テナントと綿密に連絡を取り合いながらビル全体として環境配慮意識向上を図っている点も認証取得のポイントになった。