不動産ニュース / その他

2013/11/11

「ハミングテラス」など2物件が、経産省「スマートマンション導入加速化推進事業」に採択/新日鉄興和不動産

「me-eco(ミエコ)」画面例。インターネットを通じて消費電力量など具体的な成果をチェックすることが可能
「me-eco(ミエコ)」画面例。インターネットを通じて消費電力量など具体的な成果をチェックすることが可能
「ハミングテラス」外観完成予想図
「ハミングテラス」外観完成予想図
「ハイコート大塚レジデンス」外観完成予想図
「ハイコート大塚レジデンス」外観完成予想図

 新日鉄興和不動産(株)は11日、開発中のマンション「ハミングテラス」(東京都足立区、総戸数102戸)および、「ハイコート大塚レジデンス」(東京豊島区、総戸数42戸)の2物件が、経済産業省が推進する「スマートマンション導入加速化推進事業」における補助対象事業として採択されたと発表した。

 同事業は、同省が推進する「エネルギー使用の効率化および電力需要の抑制による無理のない節電を図るマンションなどの集合住宅(スマートマンション)の普及」を目指すもの。事業採択条件として、(一社)環境共創イニシアチブ(SII)の審査・登録を受けたMEMSアグリゲータのもと、集合住宅のスマート化を行なう事業が対象となる。

 両マンションは、(株)ファミリーネットジャパン(東京都渋谷区、代表取締役社長:堤 昭彦氏)をMEMSアグリゲータとし、同社が提供するHEMS「me-eco(ミエコ)」を採用。最大10%の電気使用量を削減するエネルギー消費の「見える化」に加えて、目標値を超えるとメールで知らせる「アラート機能」など節電に実効性のある機能を備える。

 そのほか、「ハミングテラス」では、「高圧一括受電システム」を導入し、地域電力会社と個別に受給契約を結ぶ場合より5%の電気料金を削減する。
 「ハイコート大塚レジデンス」では、外出先からエアコンをリモートコントロール「リモコ」を搭載。また、玄関照明の点灯状況等を基に、子どもの帰宅状況や高齢者の居住状況を家族に通知する“見守りサービス”を導入する予定。

 なお、「ハミングテラス」は竣工2015年2月下旬、「ハイコート大塚レジデンス」は14年8月下旬を予定。詳細は、ホームページ参照。

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