スターツコーポレーション(株)は、(一財)首都圏不燃建築公社と共同開発した分譲マンション「アルファグランデ小岩スカイファースト」(東京都江戸川区、総戸数177戸)の地域住民優先分譲の51戸が即日完売したと発表した。
同物件は、敷地面積3,159.49平方メートル。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・地上29階地下2階塔屋1階建て。JR総武線「小岩」駅より徒歩3分に立地。江戸川区の「JR小岩駅周辺地区まちづくり基本構想」に基づく再開発事業の第1弾プロジェクトとして企画された商業複合型免震タワーマンション。
地下階に商業施設が入るため、建物の中間に免震装置を配した「中間免震構造」を採用。災害後の停電に備え、非常用発電機を用意。各フロアに、防災備品を収納する「フロア備蓄庫」を設置し、保存食セットや救急セットなどを揃える。地下2階には飲料水としても使える約78tの受水槽と、非常用トイレなどに使う雨水貯留槽を完備。その他、災害時などにはかまどとして活用できる「かまどベンチ」、外部の水が建物内に侵入するのを防ぐ防潮板なども設置する。
間取りは2LDK+TR~4LDK+W+N。専有面積68~222平方メートル。これまでのモデルルームへの総来場件数は200組。現在第1期販売中で、販売戸数は6戸、販売価格は5,138万~6,818万円。
竣工は2015年4月下旬、引き渡しは同年6月下旬を予定。