(株)東京カンテイは20日、2013年10月の三大都市圏・主要都市別「中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。同社データベースに登録されたファミリータイプの中古マンションの売り希望価格を、行政区単位に集計・算出して70平方メートル当たりに換算したもの。
首都圏の中古マンション価格は2,821万円(前月比1.1%上昇)と、8ヵ月ぶりに2,800万円台を回復。前年同月比もプラスに転じた。東京都の3,716万円(同0.6%上昇)をはじめ、神奈川県2,422万円(同0.7%上昇)、埼玉県1,853万円(同1.5%上昇)、千葉県1,787万円(同0.3%上昇)と、いずれの都県でも上昇。東京都は7ヵ月連続の上昇で、13年4月以来の3,700万円台となった。
主要都市では、東京23区が都心や城南・城西エリアの価格上昇により、7ヵ月連続の上昇となる4,066万円(同0.6%上昇)。23区以外では、横浜市が2,543万円(同0.5%上昇)と再び上昇したが、さいたま市2,153万円(同0.3%下落)や千葉市1,690万円(同0.2%下落)は下落した。
近畿圏は1,817万円(同0.2%上昇)と、小幅ながら引き続き上昇。大阪府は1,880万円(同0.1%上昇)とわずかに上昇、兵庫県は1,774万円(同変化なし)と横ばいで下落傾向に歯止めが掛かった。
中部圏は1,470万円(同0.5%下落)、愛知県は1,522万円(同1.1%下落)と反転下落し、7月以来の連続上昇傾向は一服した。
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