日本ロジスティクファンド投資法人(JLF)は20日、八千代物流センター(千葉県八千代市)の再開発事業を12月に着工すると発表した。施工者は北野建設(株)。竣工は2014年12月の予定。
同施設は、1972年竣工の平屋の工場。今回の再開発では、大規模マルチテナント型、PC免震構造、基準階床荷重1.5t/平方メートルなど現在の物流施設に求められる汎用性の高い施設仕様を採用する。
同事業はJREIT初の全面的なOBR(Own Book Redevelopment=投資法人自らが行なう保有物件の再開発)であり、外部への「利益流出」を避け資産価値の最大化を図るのがその目的。また同時に賃貸可能面積の増加によるポートフォリオ収益力の向上も目指す。
再開発により、総賃貸可能面積は1万7,689平方メートルから5万6,538平方メートルに、簿価は22億6,600万円から74億3,500万円に増加する。