不動産ニュース / その他

2013/12/2

大丸有地区における医療備蓄・災害時医療体制で連携/三菱地所、聖路加国際メディカルセンター他

 三菱地所(株)は11月28日、(一財)聖路加国際メディカルセンター、(株)アインファーマシーズと災害対策に係る基本協定書を締結した。

 同協定は、大手町フィナンシャルシティ・サウスタワー(東京都千代田区)に診療所「聖路加国際病院付属クリニック聖路加メディローカス」、調剤薬局・ドラッグストア「アイン薬局大手町店」を開業した両社が、営業時間内に大手町・丸の内・有楽町地区やその周辺エリアに大地震等の災害やテロが発生した際、三菱地所と連携して医療活動・医療支援活動を行なうもの。民間企業・施設と医療機関、調剤薬局の連携による医療備蓄・災害医療体制の整備は、日本初の取り組みとなる。

 聖路加メディローカスは、外来診療機能を維持するとともに、同ビル1階のアトリウムにおけるトリアージ対応を行ない、余裕がある場合は三菱地所が設置する周辺救護所へ看護師等を派遣する。アイン薬局大手町店は、同ビルにおける調剤薬局・ドラッグストア機能の維持を行なうとともに、聖路加メディローカス、三菱地所と連携、同ビルに設置する薬剤・医療器具備蓄倉庫に保管する医療器具や衣料品等を、同ビルおよび大丸有地区の就業者等に提供していく。
 

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