ヒューリック(株)は11月29日、(株)日本政策投資銀行より「DBJ BCM格付」の最高ランクを、不動産業界で初めて取得した。
「DBJ BCM格付」は、(株)日本政策投資銀行が優れたBCM(事業継続管理)や災害発生後の迅速な復旧活動、取り組み体制をソフト・ハードの両面から総合的に企業を評価するもの。
評価された項目は、「耐震性能」「設備・備蓄」「BCP訓練」の3点。同社は、既存オフィスビルも新耐震基準を上回る耐震補強工事を実施。6日間連続稼働可能な自家発電機の導入、7日間分以上の飲食物の確保、非常用無線配備による通信手段確保など、災害時に事業継続力の強化を積極的に進めた。
また、事業継続体制に係るPDCAサイクルを実施し、設計会社・施工会社・管理会社などの外部組織と横断的な協力体制を構築している。