(株)矢野経済研究所は6日、国内のビルディング・オートメーション・システム(BAS)およびビルディング・エネルギー・マネジメント・システム(BEMS)市場に関する調査結果を公表した。
メーカーの販売金額を基にした2012年度のBEMS・BAS市場の規模は、469億3,000万円(前年度比5.9%増)。建物の内のクローズドシステムである大規模ビル用のシステムが市場を下支えするとともに、ウェブ上でサービスを提供する中規模用のシステムが市場を拡大した。
13年度については、国の補助金活用も相まって市場規模は514億円(同9.5%増)に、また18年度には565億円(12年度日20.4%増)と、さらに拡大すると見込んでいる。