不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/12/10

投資用不動産、表面利回りが下落傾向/ファーストロジック調査

 (株)ファーストロジックは7日、2013年11月期の「投資用市場動向データ」の調査結果を発表した。11月中に同社が運営する収益物件のマッチングサイト「楽待」(http://www.rakumachi.jp)へ新規掲載された物件・問い合わせのあった物件の取引状況を調査したもの。

 投資用1棟アパートは、新規掲載物件の表面利回りが10.31%(前月比0.14ポイント減)と下落したが、問い合わせ物件の表面利回りは12.34%(同 0.05ポイント増)とわずかに上昇。新規掲載物件の物件価格は、6,103万円(同9万円増)と横ばい。問い合わせ物件価格は、5,240万円(同163万円増)と上昇した。

 投資用1棟マンションは、新規掲載物件の表面利回りは9.10%(同0.52ポイント減)と大きく下落。問い合わせ物件の表面利回りは10.95%(同0.03ポイント減)とともに下落した。物件価格は、新規掲載物件が1億8,745万円(同13万円増)とわずかに上昇。問い合わせ物件は1億6,671万円 (同597万円減)と下落した。

 投資用区分マンションは、新規掲載物件の表面利回りは9.63%(同0.19ポイント減)と、4ヵ月継続して今年最低の利回りを更新。問い合わせ物件の表面利回りも 11.75%(同0.16ポイント減)と下落。物件価格は、新規掲載物件が1,087万円(同6万円減)と下落したが、問い合わせ物件は915万円(同 37万円増)と上昇した。

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