(株)不動産経済研究所は16日、11月の首都圏のマンション市場動向をまとめた。
同月の発売は5,006戸(前年同月比22.3%増)となり、6,859戸を発売した06年以来の高水準となった。月間契約率は79.6%(同7.7ポイント上昇)。
1戸当たりの平均価格は4,967万円(同0.7%下落)、1平方メートル単価69万4,000円(同3.7%下落)。
即日完売物件は「ザ・レジデンス三田」2期(東京都港区、25戸、平均1.04倍、最高2倍)など19物件266戸だった。20階以上の超高層物件は25物件1,043戸(同28.6%増)を発売。契約率は81.7%(同13.9ポイント上昇)。11月末時点の販売在庫数は3,940戸となり、前月末よりも169戸増えた。
なお、12月の発売戸数は8,000戸の見込み。