三井不動産リアルティ(株)は26日、中古住宅の売買顧客向けに「土地の測量調査サービス」「住まいの相続無料診断サービス」を首都圏で導入すると発表した。
新たに導入する「土地の測量調査」は、専任もしくは専属専任媒介契約を結んだ土地・戸建てに提携測量会社の仮測量を実施するもの。境界や面積を確定させて売却することができる。
「住まいの相続無料診断」は、住まいの価格査定だけでなく、提携税理士による相続税簡易診断を提供するサービス。相続が発生する前に売却可能価格と相続税額の目安を知ることで事前準備のきっかけにしてもらうのが狙い。
両サービスの導入と同時に、現在実施している「三井のリハウス住宅補修サービス」の対象エリアを全国に拡大する。専任・専属専任媒介契約を結んだ中古住宅のシロアリ被害や雨漏りなど隠れた瑕疵の補修を1年間、最高250万円まで同社が負担するもの。これに加えて、有償提供している「住宅設備修理サービス」(バリュープラン)を2014年1月5日~3月31日まで無料で提供する。