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2014/1/10

最も優れた高齢者住宅を決定、「リビング・オブ・ザ・イヤー」開催へ/高経協

 高齢者住宅経営者連絡協議会(高経協)は10日、最も優れた高齢者住宅や取り組みを選定し、その開発・運営事業者を表彰する「リビング・オブ・ザ・イヤー2014」の開催概要を発表した。

 「高齢者住宅には非常に多くの類型があり分かりづらいとの指摘がある。その一方で、類型条件を満たせば参入障壁が低く、ある意味、類型条件を満たすことが重要視されてきた」(高経協会長・森川悦明オリックスリビング(株)代表取締役)ことから、利用者・入居者が、終身にわたり尊厳ある暮らしを送るために、より良い高齢者住宅運営に取り組むことを目的に、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、ケアハウスなどの類型にかかわらず、最も優れた高齢者住宅や取り組みを表彰する「リビング・オブ・ザ・イヤー2014」の開催を決定したもの。
 今回が初の開催。

 エントリー対象は、11年4月1日から14年3月31日までに日本国内で発表および運営を開始したすべての高齢者住宅。新たな医療連携あるいは看護・看取りを行なっている、認知症ケアについて独自のプログラム・人材育成を行なっている、地域との連携を積極的に行なっている、もしくは地域の拠点として活動しているなどの5項目のうち、少なくとも1項目を満たしている高齢者住宅。自薦・他薦、高経協会員の有無は問わない。

 1次、2次、の審査を経て、7つの住宅を選出。9月中旬の最終審査で、公開プレゼンを行ない、一般消費者を含めた100名の選考委員の投票により上位の住宅を決定、表彰する予定。

 概要説明会の場で森川氏は、「立地や規模にかかわらず、きらりと光る取り組みにスポットが当たるようにしたい」と語った。

 3月31日までの期間、エントリーを募集している。応募は規定のエントリーシートにて受け付ける。

 エントリーシートのダウンロードやその他詳細は、同協会ホームページ、もしくは高経協リビング・オブ・ザ・イヤー係(電話03-3292-3289)まで。

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