不動産ニュース / 開発・分譲

2014/1/15

UR・ひばりが丘団地再生事業、初の民間事業パートナーとして参画/大和ハウス工業他

ひばりが丘団地再生事業区域
ひばりが丘団地再生事業区域

 大和ハウス工業(株)は、(株)コスモスイニシア、オリックス不動産(株)の3社で建設中の分譲マンション「(仮称)ひばりが丘 Re-Dream 計画」(東京都東久留米市)A街区棟の概要を発表した。

 同事業は、(独)都市再生機構(UR都市機構)が進める「ひばりが丘団地再生事業区域」(約34ha)内における、民間企業が事業パートナーとなる初の事例。PPP手法による官民連携事業として、UR都市機構が持つ街区設計やコミュニティ支援等のノウハウや技術を活かし、住民本位のまちづくりを推進していく。

 同物件は、西武池袋線「ひばりヶ丘」駅徒歩18分に位置。敷地面積9,209.40平方メートル、延床面積1万2,301.24平方メートル、鉄筋コンクリート造地上11階建て。

 新たな試みとして、既存のコミュニティと新しい住民が交流できる支援等を行ない、まちの運営・更新を住民主体で続けていく「エリアマネジメント」の考えを導入。街区の中心に、生活支援サービスを提供する施設や、地域交流のための空間「エリアマネジメントセンター」を設置する。

 住戸は、専有面積68~89平方メートル(2LDK+N~4LDK)の多彩なプランを用意。複層ガラスや高効率給湯器などを導入し、省エネ・断熱性に優れた環境配慮型のマンションとした。

 竣工は2015年2月下旬の予定、予定販売価格は未定。3社は、A街区棟144戸を第一弾として分譲していく。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。