三菱地所(株)は21日、同社グループの社員向け研修施設「高輪フォーラム」(東京都港区)が、環境省が主催する第4回「省エネ・照明デザインアワード」の「まち、住宅、その他部門」グランプリを受賞したと発表した。同アワードは、CO2排出量を抑えた省エネ照明を導入して優れた省エネ効果と高いデザイン性を両立している施設などを表彰するもの。
「高輪フォーラム」では、同社グループの環境基本方針を体現するモデルプロジェクトとして大規模太陽光発電や太陽熱給湯、電気自動車カーシェアリングといった先進的な取り組みを行なっている。また、タスク&アンビエントを基本的手法に、既存樹木や建築内装、それぞれの場所に相応の照明手法を採用した。アワードでは、樹木とLED照明の組み合わせにより、エコで品格のある空間を創出したことが評価された。