東急リバブル(株)は24日、同社が募集する賃貸住宅の火災(家財)保険について、インターネットによる契約システムを首都圏全賃貸仲介店舗に導入したと発表した。
契約システムは、日本興亜損害保険(株)(以下、日本興亜損保)と共同開発したもの。これにより、日本興亜損保の「リバブルナイスプラン」加入に際しては、パソコンやスマートフォンなどから専用サイトにアクセスすることで、画面上で契約プランの選択、保険料支払い、重要事項説明および契約内容確認などの契約手続きを完了することができる。
これまでは、顧客に重要事項説明等を実施した上で、申込書類に署名・押印を求め、さらに現金または銀行振り込みで保険料を支払ってもらうという手続きとなっていた。同保険の損害保険代理店である東急リバブルでは、年間約6,000件の契約の書類作成や会計業務などの負担が大きく、この軽減が課題となっていた。
本システムの導入により、同社営業社員の事務作業業務時間を、従来の3分の1程度まで軽減できると見込んでいる。
今後もIT推進によるサービス向上や業務効率化に取り組む考え。