不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/1/27

中古マンション価格天気図、5年ぶりに「晴」が最多/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは27日、2013年12月の「中古マンション価格天気図」を発表した。47都道府県の、ファミリータイプ中古マンション流通事例価格を70平方メートルに換算して月ごとに集計。価格変動を「天気マーク」で表示したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向にある場合は「雨」と表記している。

 「晴」は14地域(前月比3地域増)と、09年2月以来約5年(58ヵ月)振りに「晴」が最多となった。「雨」は7地域(同2地域増)、2地域が足踏みを意味する「曇」は9地域(同変動なし)。また、やや上昇を表わす「薄日」は11地域(同2地域減)、やや下落を表す「小雨」は6地域(同3地域減)といずれも減少した。13地域あった「薄日」のうち4地域が「晴」に、8地域が「薄日」を維持、1地域が「曇」となっており、全国的に天候の安定と改善傾向がみられるとした。

 三大都市圏では、首都圏と中部圏は価格上昇傾向にあり、近畿圏はわずかながら下落傾向となった。

 全国では、天候が改善した地域は5地域(同2地域減)、横ばいが34地域(同3地域増)、悪化が5地域(同2地域減)。全国的に天候の回復が進んでいるが、大阪、兵庫、和歌山など近畿圏はやや軟調に推移しているとした。

 天気図については、同社ホームページを参照。

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