国土交通省は29日、2013年8~10月の不動産価格指数(住宅)の速報値を発表した。年間約30万件の住宅・マンション等の取引価格情報を元に、全国・ブロック別・都市圏別に、毎月の不動産価格を指数化したもの。これまで不動産取引より5ヵ月後に発表していたが、今回より3ヵ月に短縮した。今回に限り3ヵ月まとめて公表している。
08年度平均を100とした10月の全国の住宅総合指数は89.4(前年同月比2.1%減)。更地・建物付土地は86.2(同3.2%減)。マンションは108.2(同2.7%増)と10ヵ月連続でプラスとなった。
都市圏別では、南関東圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)が住宅総合指数94.5(同0.1%増)、更地・建物付土地91.3(同1.2%減)、マンション105.8(同3.2%増)。名古屋圏(岐阜・愛知・三重)は住宅総合指数88.6(同0.4%増)、更地・建物付土地86.6(同0.5%減)、マンション113.9(同9.3%増)。京阪神圏は住宅総合指数87.7(同4.5%減)、更地・建物付土地84.8(同5.5%減)、マンションは105.2(同0.4%増)となった。
詳細は、同省ホームページ参照。