野村不動産(株)は30日、「かやぶきの里プロジェクト」で収穫したお米の一部を、福島の子どもたちのための保養キャンプを運営するボランティア団体「母ちゃんず」、福島市内の保育園、NPO法人に寄贈したと発表した。
同プロジェクトは、都会暮らしの子どもたちと過疎化や少子高齢化で荒廃が進む農村を繋げる産民官学共同プロジェクト。同社分譲マンション「プラウド」のオーナーやテナントビル「PMO」に入居するテナント企業の社員を、茨城県筑波山麓に位置する「野村不動産エコ田んぼ」に招待し、田植えや稲刈り等の里山体験を実施している。
2012年5月の活動開始以来、参加者は延べ600人に。また、その活動内容が評価され、13年にはグッドデザイン賞3部門およびベスト100にも選出されている。