パナホーム(株)は4日、大阪府、豊中市、公立大学法人大阪府立大学、地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所と、「おおさか生物多様性パートナー協定」を12日に締結すると発表した。
本協定は、生物多様性保全に率先して取り組む企業に対し、大阪府・豊中市および大学・試験研究機関等が連携して支援することで、企業の活動の取り組みを促すとともに、その重要性について、府民・市民に普及・啓発することを目的とするもの。同協定の締結は同社グループ会社のエコソリューションズ社に続き2例目となる。
同社の本社敷地内緑化ゾーンの「つながりのひろば」(727平方メートル)に整備したビオトープを中心に、千里生まれの遺伝子を持つメダカやカワバタモロコなどの希少種の保護管理活動や地域貢献活動を進める。行政は活動内容の認証およびホームページにおける活動紹介、大学・研究機関は生体系に関する専門的な調査などの技術支援、助言・指導などを行なう。