東京建物(株)は12日、2013年12月期決算を公表した。
当期(13年1月1日~12月31日)は、連結営業収益2,200億2,600万円(前期比13.3%増)、営業利益293億6,100万円(同5.0%減)、経常利益219億5,900万円(同1.0%増)、当期純利益101億2,100万円(同1.2%減)。
ビル等事業については、「大手町タワー」(東京都千代田区)、「東京スクエアガーデン」(東京都中央区)などが新規稼働し、「中野セントラルパーク」(東京都中野区)などが通期稼働した。また、東京不動産管理(株)などを連結子会社化したことで管理受託収益は増加したものの、前期に計上した不動産売上などが剥落したことから、営業収益664億7,500万円(同1.5%減)、営業利益254億9,300万円(同23.1%減)にとどまった。
住宅事業は好調。分譲マンション「ブリリア多摩ニュータウン」(東京都多摩市)、「ブリリアシティ横浜磯子」(横浜市磯子区)など1,914戸(同61.1%増)を引き渡した。マンション管理受託戸数も4万6,889戸(同10.8%増)と大幅増。セグメントの営業収益は1,135億2,300万円(同31.1%増)、営業利益76億6,700万円(同679.3%増)となった。
なお、14年12月期の業績については連結営業収益2,250億円、営業利益270億円、経常利益80億円、当期純利益600億円を見込む。