不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/2/12

コスト増加も最終利益は34%増の33億900万円/桧家HD13年12月期決算

 (株)桧家ホールディングスは10日、2013年12月期決算を発表した。

 当期(13年1月1日~12月31日)は、連結売上高610億6,200万円(前年同期比17.2%増)、営業利益42億5,900万円(同0.5%増)、経常利益45億200万円(同0.2%減)、当期純利益33億900万円(同34.8%増)。

 主力の注文住宅事業では、完成引き渡し棟数は増加したものの、資材価格や職人不足による外注費の上昇に加え、総合住宅展示場への出店にともない固定費が増加。以上の結果、受注棟数2,338棟(同12.7%増)となり、結果、受注高466億8,400万円(同23.4%増)、売上棟数1,904棟(同6.7%増)、売上高389億8,600万円(同7.8%増)、セグメント営業利益27億2,100万円(同10.8%減)を計上した。

 不動産事業では、子会社3社を合併して新商品の販売を開始した。東京エリアを中心に販売はおおむね順調に推移し、売上棟数201棟(同24,1%増)、売上高94億1,500万円(同27.1%増)となった。一方、各エリアでの競争激化による販売価格の低下や滞留在庫処分の促進により、セグメント営業損失6,500万円(前年同期:セグメント営業損失1億900万円)となった。

 不動産賃貸事業では、同社所有のテナントビル「クッキープラザ」の収益力向上に向けたテナント誘致に取り組んだ結果、売上高3億6,200万円(前年同期比0.7%減)、セグメント営業利益6,100万円(同27.2%増)。
 
 次期は売上高774億円、営業利益44億円、経常利益47億円、当期純利益25億円を見込む。
 なお、同社が創立25周年を迎えたことから1株あたり4円の「創立25周年記念配当」実施を決定。通期の1株当たり配当予想を普通配当26円から30円に修正した。

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