フロンティア不動産投資法人(FRI)は14日、2013年12月期決算を公表した。
当期(13年7月1日~12月31日)は営業収益99億6,000万円(前期比2.9%増)、営業利益51億1,800万円(同1.3%増)、経常利益46億6,500万円(同2.5%増)、当期純利益46億6,400万円(同2.5%増)。1口当たり分配金は1万8,810円(同463円増)となった。
期中に、保有していたWVSAKAE(ウーブサカエ、名古屋市中区)とイオン秦野ショッピングセンター(神奈川県秦野市)の一部を売却。期末時点の保有資産は28物件、取得価格合計2,592億円となった。ポートフォリオ全体の稼働率は100%、賃料ベースで約5割が残存契約年数10年以上となっている。
なお14年6月の運用状況については営業収益105億3,600万円、営業利益56億2,100万円、経常利益51億7,100万円、当期純利益51億7,000万円と予想。NISA対応のため当期から投資口を2分割したため1口当たり分配金は9,900円を見込む。