(公社)東京都宅地建物取引業協会、(公社)全国宅地建物取引業保証協会東京本部は21日、東京大神宮(東京都千代田区)でそれぞれ理事会、幹事会を開いた。
都宅協会長、全宅保証東京本部本部長を務める池田行雄氏は「年度末まであと少しだが、予算の執行状況も順調。新規入会数も前年よりもプラスで着地しそうだ。この1年は、事務の合理化を進めてきた。今年4月より、小金井支部と武蔵野三鷹支部が合併し、武蔵野中央支部として新生する。こうした合理化を実行するのは難しいことだが、よくこぎつけた。あらためて両支部に敬意を表したい」と挨拶。
その後、「リーダーを務める期間は短すぎてもいけないし、長すぎてはもっといけない。都宅協の会長を6年務めた。今期で会長職を辞することを決めた」と、今季限りで勇退する意向を示した。
理事会・幹事会では選挙管理規約の改定や次年度事業計画案・収支予算案などを審議、承認した。役員選任規約の一部改正案を審議。総則の中に、選挙の際に会員が直接・間接を問わず他会員や同会の名誉・信用を毀損する行為をしてはならない旨の倫理規定を追加した。