不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/2/27

平均稼働率96.3%、合併後最高に/INV13年12月期決算

 インヴィンシブル投資法人(INV)は26日、2013年12月期決算を発表した。

 当期(13年7月1日~12月31日)は、営業収益27億4,000万円(前期比0.7%減)、営業利益12億6,500万円(同2.8%増)、経常利益3億5,300万円(同5.3%増)、当期純利益3億5,200万円(同5.3%増)、1口当たり分配金は237円(同27円減)。

 当期は物件の取得および譲渡は実施せず、内部成長による収益向上に注力。オフィスビルの一部についてリーシングマネジメント機能強化のためのアウトソーシングや戦略的リノベーション等の実行、住居物件では、PM会社および仲介会社への直営業の強化、原状回復期間管理の徹底、工事期間の短縮等の背策を実施した。その結果ポートフォリオ全体の平均稼働率は96.3%(同0.4%上昇)に上昇し、10年のエルシーピー投資法人との合併後最高となった。

 期末時点における保有物件数は、住居63件、オフィスビル・商業施設7件、シニア7件、駐車場1件の合計78件。取得価格ベースで771億6,100万円、総賃貸可能面積は17万1,283.97平方メートル。

 分配金は、当期純利益に合併により生じた負ののれん発生益に基づく余剰金の一部(2,000万円)を加えることで、総額3億7,200万年、1口当たり分配金237円を確保した。

 次期は、営業収益27億6,000万円、営業利益11億9,100万円、経常利益7億3,100万円当期純利益7億3,100万円、1口当たり分配金464円を見込む。

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