野村不動産グループのNREG東芝不動産(株)は、川崎市で建設していたオーダーメイド型物流施設を竣工し、正式名称を「NREG川崎ロジスティクスセンター」に決定したと発表した。テナントには「東芝ロジスティクス(株)」の入居が決定している。
同施設はJR「川崎」駅から約3.5km、首都高速神奈川1号線「大師IC」や「浜川崎IC」から約2.0kmに位置。建物は鉄筋コンクリート+鉄骨造の地上5階建て。敷地面積約2万7,865平方メートル、延床面積約4万9,644平方メートル。
基準階梁下有効高6.5m以上、接車バース3面、倉庫床荷重1.5t以上を確保。免震構造とすることで防災性を高めた。
また、環境への配慮として東芝グループ各社と連携し太陽光発電設備(260kW)を設置したほか、全館LED照明を導入。敷地内の緑化面積率15%確保の施策により建物環境総合性能評価システム「CASBEE川崎」でAランクを取得した。太陽光発電設備で発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買取制度を利用して売電していく。