国土交通省は28日、2013年12月の不動産価格指数(住宅、速報値)を公表した。08年年度平均を100として、年間約30万件の住宅・マンション等の取引価格情報をもとに、不動産価格の推移を指数化したもの。
全国の住宅総合指数は91.9(対前年同月比マイナス0.9%)となった、そのうち、マンションについては113.4(同プラス9.1%)で、指数が作成されている08年4月以降の最高値となった。更地・建物付土地は89.0(同マイナス2.3%)だった。
都市圏別では、南関東(埼玉、千葉、東京、神奈川)は住宅総合95.6(同マイナス2.2%)、更地・建物付土地92.5(同マイナス4.3%)、マンション110.4(同プラス7.8%)となった。
このほか、名古屋圏(岐阜、愛知、三重)は住宅総合86.3(同マイナス3.7%)、更地・建物付土地84.6(同マイナス4.4%)、マンション 114.5(同プラス8.6%)。京阪神圏(京都、大阪、兵庫)は住宅総合92.2(同マイナス2.4%)、更地・建物付土地89.7(同マイナス3.6%)、マンション111.1(同プラス4.9%)。