アパグループは28日、「アパホテル<新宿 歌舞伎町タワー>」(東京都新宿区、総客室数620室)の起工式を執り行なった。
開発地は、西武新宿線「西武新宿」駅より徒歩2分、JR他「新宿」駅より徒歩6分に位置。敷地面積939.45平方メートル、延床面積9,999.72平方メートル。鉄骨造一部鉄筋コンクリート造地下1階地上28階塔屋1階建て。東京都心で50ホテル1万室と30マンションを目指す中期5ヵ年計画「SUMMIT5」の一環。ホテルとしては26番目、新宿区としては4棟目となる。
1、2階にはレストラン、最上階には露天風呂付きの大浴場を用意。全客室にアパホテルオリジナルベッド「Cloud fit(クラウド フィット)」を採用するほか、卵形浴槽、サーモスタット付定量止水栓、節水シャワーを備えた「アパホテルオリジナルユニットバス」を導入する。また、ほぼすべてをLED照明とし、コージェネレーションシステムや、排熱の有効利用を実施するなど環境にも配慮する。
同日会見した同社代表の元谷 外志雄氏は「好立地に存在感のあるホテルを建てるため、今回のプロジェクトが始動した。乗降数日本一の新宿駅近隣でのホテルの需要は無制限だと考えている。このホテルでも高稼働を期待する」などと述べた。
なお、開業は2015年9月を予定する。