不動産情報サービスのアットホーム（株）は28日、同社のネットワークにおける2014年2月期の首都圏新築戸建て・中古マンションの登録価格と成約価格を発表した。対象は、登録物件が新築戸建て1万1,432件、中古マンション1,042件、成約物件が新築戸建て1,847件、中古マンション742件。
新築戸建ての平均登録価格は、3,250万円（前年同月比2.5％上昇）で、3ヵ月連続の上昇。成約価格は、3,246万円（同1.1％上昇）と2ヵ月連続の上昇となった。23区内で高額物件の成約割合が3ヵ月連続で低下したものの、成約価格は4,388万円（同0.7％上昇）と2ヵ月連続で上昇。東京都下3,380万円（同0.3％上昇）、神奈川県は3,427万円（同2.4％上昇）、埼玉県は2,724万円（同0.9％上昇）、千葉県は2,558万円（同6.1％上昇）と、全エリアで上昇した。
一方、中古マンションの平均登録価格は、1戸当たり2,307万円（同7.6％上昇）と2ヵ月連続の上昇。成約価格も2,244万円（同7.8％上昇）と、同様に2ヵ月連続の上昇。東京23区が、3,000万円以上の物件が堅調に推移し2,856万円（同8.7％増）となったことが要因。東京都下も2,411万円（同12.9％上昇）となったが、神奈川県が1,866万円（同3.9％下落）、埼玉県1,469万円（同3.9％下落）と下落、千葉県は1,483万円（同3.4％上昇）だった。
