国土交通省は31日、2014年2月の建築着工統計を公表した。
同月の新設住宅着工戸数は6万9,689戸(前年同月比1.0%増)と微増ながら、18ヵ月連続で増加した。新設住宅着工床面積は600万4,000平方メートル(同2.4%減)で、18ヵ月ぶりの減少となった。季節調整年率換算値は91万9,000戸にとどまった。消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動から、持家・分譲住宅の着工の勢いが減じた。
利用関係別では、持家が2万2,891戸(同0.4%減)と18ヵ月ぶりに減少。分譲住宅も1万8,385戸(同20.9%減)と、3ヵ月ぶりに減少となった。マンションが8,674戸(同33.5%減)と大幅減、一戸建住宅も9,654戸(同4.9%減)と2ヵ月連続の減少。
貸家は、2万7,744戸(同24.7%増)と12ヵ月連続で増加した。