国土交通省は31日、建築物ストック統計(2014年1月1日現在)を発表した。住宅・土地統計調査、法人建物調査および建築着工統計を基に、用途別、構造別、竣工年別等に床面積の総量を推計したもの。
全国のストック床面積総量は、約73億2,631万平方メートル。うち住宅は約54億9,587万平方メートル(対前年比約1.2%増)。新耐震基準が定められた1981年以降に建てられた建築物の延床面積は、全体の約68.5%。住宅の延床面積は75%、木造建築物の延床面積の割合は、住宅では約67.8%となった。
一方、非住宅は約18億3,044万平方メートル(同約0.2%増)。そのうち、非木造の割合は約93.1%。使途としては、事務所・店舗(約33.1%)と工場・倉庫(約44.1%)の割合が大きかった。