プロロジスは2日、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク北本」(埼玉県北本市)を竣工した。
2008年に用地を取得し12年に着工、開発を進めてきた。14年度中に開通予定の圏央道桶川加納ICから3.5km、開通済の桶川北本ICより9.3km地点に立地。
建物は、鉄筋コンクリート造地上4階建て。敷地面積約3万5,000平方メートル(約1万坪)、延床面積7万3,000平方メートル(約2万2,000坪)。トラックバースを1、3階に設置。1階の一部には、両面トラックバースを採用。1フロア最大約5,000坪を確保し、約4,000~約2万坪、最大4テナントまで対応する。テナントは現段階では未定。
住居近接エリアであることを考慮し、壁や施設の設計では圧迫感を軽減するデザインを採用。既存樹木の保護、壁面や敷地内の緑化、10月を目途に施設屋根に1MWの太陽光パネルを設置するなど、環境面にも配慮している。
同日の竣工式で挨拶した同社代表取締役社長の山田御酒氏は、「圏央道沿いというアクセスの利便性に加え、住宅近接エリアのため周辺環境への配慮を十分に手掛けた。内覧会での企業の反響は好感触。年内のフル稼働を目指す」なとど語った。