不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/4/10

首都圏の住宅地・中古マンション価格、値上がり傾向続く/野村不動産アーバンネット調査

 野村不動産アーバンネット(株)は10日、2014年4月1日時点の住宅地・中古マンション価格の実勢調査の結果を公表した。東京都区部、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県の住宅地および中古マンションを対象に、通常取引を想定した実勢価格を査定、四半期ごとにまとめている。

 当期の住宅地価格の平均変動率は、プラス0.1%(前回プラス0.7%)。エリア別では、千葉県を除いてプラスになっている。「値上がり」を示した地点は13.6%(同28.6%)と減少。「横ばい」は81.4%(同66.4%)と増加した。「値下がり」は5.0%(同5.0%)と変わらず。

 中古マンション価格の平均変動率はプラス0.4%(同プラス0.2%)と変動幅が広がった。エリア別では埼玉県と千葉県を除いてプラス。「値上がり」21.5%(同25.4%)、「横ばい」74.3%(同61.0%)、「値下がり」4.2%(同13.6%)。値上がり・値下がり地点が減少し、横ばいが増加するなど、価格の安定化傾向が見て取れる。

 また、13年4月~14年3月の住宅地価格の平均変動率はプラス1.6%(同プラス1.4%)と、上昇傾向を維持。値上がり地点と横ばい地点が微減し、値下がり地点が微増。中古マンション価格は平均変動率プラス1.1%(同プラス0.6%)となった。横ばい地点と値下がり地点が減少し、値上がり地点が増加している。

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