不動産ニュース / 団体・グループ

2014/4/15

第4回「優良事業表彰」、10プロジェクトが受賞/全住協

戸建分譲住宅部門で受賞した近藤不動産の「67戸で共に築く『環境共生住宅の杜』-彩時季の街上野台」。年間供給100戸以下の地域密着企業が、創業50周年のノウハウを詰め込んだプロジェクト。地元購入が7割と近隣から支持を集めた点も高評価を得た
戸建分譲住宅部門で受賞した近藤不動産の「67戸で共に築く『環境共生住宅の杜』-彩時季の街上野台」。年間供給100戸以下の地域密着企業が、創業50周年のノウハウを詰め込んだプロジェクト。地元購入が7割と近隣から支持を集めた点も高評価を得た

 (一社)全国住宅産業協会は15日、優良なプロジェクト(事業および企画・開発)を表彰する4回目の「優良事業表彰」の受賞プロジェクトを発表した。会員会社が国内で手掛けたプロジェクトが対象で、今回は過去最多の応募数だった前年と同じ20社22プロジェクトの応募があった。

 「戸建分譲住宅」「中高層分譲住宅」「不動産関連事業」「戸建注文住宅」「企画・開発」の5部門を設けて審査。戸建分譲・中高層分譲では、それぞれ開発面積と総戸数によって大規模~小規模に分類している。

 今回は表彰対象として10プロジェクトを選出。戸建分譲住宅部門では「67戸で共に築く『環境共生住宅の杜』-彩時季の街上野台」(近藤不動産(株)、埼玉県ふじみ野市、総戸数67戸)など4プロジェクトが受賞。中高層分譲住宅部門は「デュオヒルズつくば吾妻」((株)フージャースコーポレーション、茨城県つくば市、総戸数125戸)など5件を選出した。
 また、企画・開発部門では学生限定のアートコンペティション「アート・ミーツ・アーキテクチャー・コンペティション」((株)アーバネットコーポレーション)が受賞した。

 審査委員からは、「細かな配慮やニーズへの対応に加え、事業として成功していることが受賞物件の共通点だ。地域密着の全住協会員として、大手不動産会社の物件にはない独自の特徴を掲げているものが多い」といったコメントが寄せられた。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。