不動産ニュース / ハウジング

2014/5/2

千葉・浦安の大規模分譲地で、スマート仕様の集会所/トヨタホーム、パナホーム、ミサワホーム

集会所の外観。分譲地のイメージを踏襲した
集会所の外観。分譲地のイメージを踏襲した
テープカットのようす
テープカットのようす

 トヨタホーム(株)、パナホーム(株)、ミサワホーム(株)の3社は、共同で開発を進めているスマートハウス分譲地「THE ISLES(ジ・アイルズ)」(千葉県浦安市、全130区画)において、エネルギー自立型の自治集会所を浦安市と官民連携で建設。1日に見学会を開催した。

 地域コミュニティの場となり、また、災害時にも防災活動の拠点となるよう開発したもの。敷地面積約230平方メートル、延床面積約130平方メートル。2階建てで集会室2部屋と和室を設けた。
 災害時の対策として、太陽光発電システム(7.98kW)とHEMS、LED照明、非常時給電システムを採用。また、汲み取り式としても使用できるハイブリッドトイレ(3基)を装備し、防災品備蓄倉庫も設けた。

 同施設は12月に浦安市に引き渡し、以降は市の管理のもと運用される予定。

 完成見学会には、同市市長の松崎秀樹氏も出席。「本プロジェクトは、震災後に産官学コンソーシアムを設立して、開始したものである。この集会所をコミュニティの核とし、災害時の防災拠点として役立てていきたい」と話した。

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