不動産ニュース / その他

2014/5/9

個人住宅の土地・建物両方の保全を目的とした団体を発足/ハイアス・アンド・カンパニー

 ハイアス・アンド・カンパニー(株)は、個人住宅の土地と建物の両方の資産価値を保全することを目的とした(一社)住宅不動産資産価値保全保証協会を、6月1日に発足する。

 (1)消費者には解りにくい地盤の安全性を担保することで、住宅不動産資産価値を高めること、(2)消費者だけでは取り組みにくい住宅履歴の蓄積・活用を支援し、住宅不動産資産価値の可視化に貢献することを目的に活動していく。

 (1)では、全国の住宅会社、住宅購入者に対して、セメントを使用した地盤改良によって発生する可能性がある土壌汚染リスク回避と資産価値の保全された住宅取得を啓発していく。
 土壌、環境汚染に配慮した地盤改良の趣旨に賛同する住宅会社に「地盤エコマーク」を付与し、個人住宅の資産価値を大切に考える住宅会社として推奨する。また、土壌、環境汚染に配慮した地盤改良工事の普及促進に賛同する地盤調査会社を募集し、地盤調査データの無料解析等により地盤業界の脱土壌汚染を推進する。脱土壌汚染の地盤(改良工事の有無にかかわらず)には地盤保証も付保していく方針(ans地盤保証:保証期間20年、保証金額5,000万円)。
 将来的には、資産価値を毀損しない地盤に関する知見に関わる認定資格制度(仮称:地盤ドクター)を開始する予定。

 (2)については、住宅会社向けに当社団法人の準会員登録を条件とし、月々6,000円程度でクラウド型のサーバーシステムを提供。住宅履歴情報の蓄積・活用を正しく理解、実践するための資格認定制度を検討していく。

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