NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会は9日、「金融コンシェルジュ」の2013年度実施状況を発表した。
金融コンシェルジュとは、医療・介護サービス利用者が抱えるお金に関する相談を、中立的な立場から対応するというもの。同協会では13年5月より金融コンシェルジュを順次病院に派遣。13年度は非公表を含め4病院で実施、合計48件の相談に対応した。
年齢別では50歳代以上が約6割以上で最多。男女比では男性6割、女性4割となった。相談内容は、「保険の加入・見直し」(21.6%)がトップ。以下、生活設計全般(17.6%)、相続(16.2%)と続いた。
今後は、6月5日より堀川病院(京都市上京区)でもパイロット開催を実施する。