(公社)東京都宅地建物取引業協会は28日、京王プラザホテル(東京都新宿区)で定時社員総会を開き、2013年度の事業報告や収支決算などを議決・承認した。
改選期にあたり役員改選が行なわれ、かねてより勇退を表明していた池田行雄氏に代わり、新会長に渋谷区支部の瀬川信義氏が就任した。今回の会長選の立候補は瀬川氏のみだった。
瀬川氏は就任の挨拶で、「3期6年間、会長を務められた池田氏の功績に感謝の意を表したい。日本経済の活性化のためには、不動産流通の活性化が不可欠。そのために、当協会では、これまでに以上に会員のパートナーとしての体制を強化したい。会員・消費者・業界の発展のために組織改革を進める。オープンで公正な組織づくりのため、事務局の体制見直し、入会促進、会員のスキルアップ、業界の社会的な信用向上などの課題に向かっていく」と述べた。