不動産ニュース / 開発・分譲

2014/6/5

水再生センター再開発の複合ビル「品川シーズンテラス」が上棟/NTT都市開発他

「品川シーズンテラス」の開発現場
「品川シーズンテラス」の開発現場

 NTT都市開発(株)は4日、大成建設(株)、ヒューリック(株)および東京都市開発(株)と共同で開発を進めてきた複合ビル「品川シーズンテラス」(東京都港区)が上棟したと発表した。

 同物件はJR線他「品川」駅より徒歩6分に立地。東京都下水道局が管理する「芝浦水再生センター」の老朽化した施設のリニューアルに伴い、上部空間の有効利用を図るもの。約4万9,457平方メートルの敷地に、鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造・免震構造の地上32階地下1階建て、延床面積約20万平方メートルの複合ビルを建設する。

 四季折々の多種多様な木々や、水辺、芝生広場など3.5haの緑地を整備する。1階から3階には飲食店舗やビジネスコンビニを誘致。3階にはギャラリーやコミュニティホールを設置する予定。

 オフィスフロアは1フロア1,500坪で、ニーズに応じて自由なレイアウトが可能。自然エネルギーを効率よく活用する省エネルギーシステムを導入し、LED照明、高性能Low-E複層ガラスなどの省エネ性能に優れた設備を採用する。また、大規模災害等に備え、ビル非常用発電機や貯水槽を設置しBCP対策も施す。

 DBJ Green Buildingの「プラチナ」、都市開発版SEGED認定を取得したほか、東京都建築物環境計画書において、建築物の熱負荷の低減率(PAL低減率)および設備システム全体のエネルギー利用の低減率(ERR)に関していずれも最高ランクのAAA(段階3)評価を得ている。CASBEE最高評価Sランクも取得予定。竣工は2015年2月末の予定。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。