不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/6/6

増税による消費低迷が復調、収益物件の物件価格が上昇/ファーストロジック調査

 (株)ファーストロジックは6日、2014年5月期の「投資用市場動向」の調査結果を発表した。同社が運営する不動産投資サイト『楽待』に5月中に新規掲載された物件、問い合わせのあった物件を調査したもの。

 投資用1棟アパートは、新規掲載物件の表面利回りが10.06%(前月比0.43ポイント減)、問い合わせ物件の表面利回りが12.02%(同0.24ポイント減)といずれも下落。一方で、新規掲載物件の価格は6,600万円(同690万円増)、問い合わせ物件の価格は5,192万円(同93万円増)といずれも上昇した。

 投資用1棟マンションは、新規掲載物件の表面利回りが8.76%(同0.18ポイント減)、問い合わせ物件の表面利回りが10.51%(同0.32ポイント減)といずれも下落。新規掲載物件の価格は1億9,507万円(同148万円増)、問い合わせ物件価格は1億6,454万円(同258万円増)といずれも上昇した。

 投資用区分マンションは、新規掲載物件の表面利回りが8.94%(同0.22ポイント減)と下落、一方、問い合わせ物件の表面利回りは11.28%(同0.25ポイント増)と上昇。物件価格も、新規掲載物件が1,275万円(同19万円減)と下落した一方、問い合わせ物件は1,019万円(同29万円増)と上昇した。

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