不動産ニュース / その他

2014/6/11

太陽光発電搭載住宅等、環境貢献製品の売上高比率50%以上を目指す/積水化学

 積水化学工業(株)と同社グループはこのほど、新中期経営計画「SHINKA!-Advance 2016」(14~16年度)の策定に伴い、長期ビジョン「SEKISUI環境サステナブルビジョン2030」を見直し、その実現に向け新環境中期計画「SEKISUI 環境サステナブルプランTake-Off」(14~16年度)を策定した。

 「SEKISUI環境サステナブルビジョン2030」では、従業員一人ひとりが自然資本を利用して事業活動を行なっていることを認識し、高い環境活動推進力を身につけることを目標に掲げている。それにより、「環境貢献製品の市場拡大と創出」「環境負荷の低減」「自然環境の保全」の3つの貢献で、「自然資本へのリターンに貢献」し、住宅から樹脂加工まですべての事業・業務において“生物多様性が保全された地球”の実現を目指す。

 「SEKISUI 環境サステナブルプランTake-Off」では、前環境中期計画では40%以上(13年度実績:売上高4,673億円、売上高比率42.1%)とした「環境貢献製品の市場拡大」を、16年度売上高比率50%以上(売上高6,450億円)に設定。環境貢献製品の売上高の中では、住宅が多くを占めることから(13年度3,073億円)、太陽光発電システム搭載住宅の拡販などを中心とした既存環境貢献製品の機能拡充と事業拡大ほか、新規製品の登録も強化していく。
 そのほか、「環境負荷の低減」ではGHG(温室効果ガス)排出量や廃棄物の削減を、「自然環境の保全」では事業所内緑地の質向上やSEKISUI 環境ウィークへの全事業所・全従業員の参加を掲げた。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。