不動産ニュース / 開発・分譲

2014/6/16

千葉県野田市で500区画の大規模分譲地がまちびらき/東武鉄道

セレモニーの様子
セレモニーの様子
まち並みのイメージ
まち並みのイメージ

 東武鉄道(株)は14日、大規模分譲開発「ソライエ清水公園アーバンパークタウン」(千葉県野田市、約500区画)のまちびらきを行なった。

 「ソライエ清水公園アーバンパークタウン」は、東武アーバンパークライン「清水公園」駅東地区周辺の約28.1haの敷地において、土地区画整理事業による開発を行なうプロジェクト。地元地権者と同社で清水公園駅東土地区画整理組合を結成し、1993年より同社が造成工事を行なってきた。総事業費は127億円。

 戸建住宅は“自然を感じる暮らし”、“自分らしい暮らし”、“コミュニティでつながる暮らし”の3つがコンセプト。
 近隣には日本のさくら名所100選にも選出された清水公園があり、自然の恩恵を受けることができる。また、環境共生型まちづくりに実績のある(株)チームネットがまち並みや各戸建ての設計を担当。建物を斜めに配することで風と光を室内に導くような配棟としたほか、風や緑など自然の力を利用したパッシブデザインを採用した。
 さらに住まいに愛着を持ってもらうため“ハンドメイド”を導入。壁紙の一部や庭先のアプローチデッキなどを各自の好みでセレクトできる仕組みとするとともに、コミュニティエリアに「ものづくりの工房」を設置し、専門のスタッフのサポートを受けられるようにした。
 また、敷地内に約4,500平方メートルのコミュニティスペース「ソライエ広場」を設置し、住民同士や地域住民との交流も促進する。
 
 建物はツーバイフォー工法の2階建てと、在来工法の2階建て。敷地面積は150.43~178.37平方メートル。延床面積は91.91~99.98平方メートルで間取りは4LDK。販売価格は2,000~3,000万円台。
 販売開始は14年7月中旬、竣工は14年7月下旬、入居は同年9月下旬の予定。

 同日開催された記念セレモニーには野田市長の根本 崇氏や野田市清水公園東自治会長の澤口日出男氏などが出席。東武鉄道専務取締役生活サービス創造本部長の竹田全吾氏は、「同エリアはアーバンパークラインで東京から約30km圏内と、通勤圏にありながら、緑が多く住みやすい地域。住宅を供給するだけでなくここに住む人の生活をフォローしていきたい」と話した。

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