

中古マンション購入・リノベーションの設計施工・ローン組みをパッケージ化したシステム「リノベる。」を運営するリノベる(株)は13日、「journal standard Furniture(ジャーナル スタンダード ファニチャー)」とコラボレーションしたショールームを東京都港区赤坂に竣工、それに伴い記者発表を開催した。
2月にアパレルブランド「journal standard(ジャーナルスタンダード)」が展開する家具ライン「ジャーナル スタンダード ファニチャー」を運営する(株)ACME(東京都渋谷区、代表取締役:窪田 祐氏)と業務提携を締結。ショールーム竣工により、「ジャーナル スタンダード ファニチャー」の商品、店舗イメージを再現した住空間を提供するリノベーションサービス「journal standard Furniture×リノベる。」の共同運営を本格始動する。
「ジャーナル スタンダード ファニチャー」が選出した内装材、設備をカタログで提案。顧客が選択後、間取りや内装のデザインを同社が行ない、詳細な図面作成や施工管理などの品質を確保する技術面やアフターフォローを「リノベる。」が行なう。同サービスにより、顧客は家具までを含めた予算組みを行なうことができる。
サービス費用(目安)は、45平方メートルで780万円、60平方メートルで880万円、80平方メートルで1,080万円。
記者会見の場でリノベる代表取締役の山下智弘氏は「当社では従来の住宅ありきの内装やインテリアではなく、インテリアから始める住宅づくりというのを提案してきた。ジャーナル スタンダード ファニチャーと共に事業展開することで、具体的に家具から広がっていく住宅づくりの楽しみを提案できる」と述べた。
ショールームは21日より一般公開を土日限定で開始。住所詳細は非公開で、完全予約制。
初年度は10件の成約を目指す。