不動産ニュース

2014/7/7

老朽化団地の再生についての検討会設置/国交省

 国土交通省は7日、老朽化した住宅団地の建て替え、改修を含めた再生を進めるための施策のあり方について検討する「住宅団地の再生のあり方に関する検討会」を設置した。座長は東京大学大学院工学系研究科教授の浅見泰司氏。

 高度経済成長期に都市近郊を中心に供給された大規模な住宅団地の中には、すでに建物・設備等の老朽化が進み、建て替え・改修を含めた再生を図る必要があるものが多くなってきている。また、空き家の増加や住民の高齢化が進展し、団地の集約・再編と併せて医療・福祉施設などの生活支援施設の整備により地域の拠点としての再生が求められている。このような中、建て替え、改修を含めた住宅団地の再生を促進するには、権利調整や建築規制のあり方等について、事業法的な観点も含め総合的に検討する必要があることから同検討会を設置した。

 今後、住宅団地の再生に係る現行制度、現状と課題の整理、住宅団地の建て替え、改修の具体的事例の分析、事業制度など、住宅団地の再生を促進するための施策のあり方について検討を行なっていく。

 第1回検討会は22日に開催し、2015年中を目途にとりまとめを行なう予定。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆