(株)不動産経済研究所は15日、2014年上半期(1~6月)の首都圏の建売住宅市場動向を発表した。
同期の新規販売戸数は2,270戸(前年同期比5.4%減)。地域別では、東京都722戸(全体比31.8%、前年同期比1.7%増)、神奈川県344戸(同15.2%、同3.0%増)、茨城県37戸(同1.6%、同131.3%増)と増加。一方、千葉県613戸(同27.0%、同8.9%減)、埼玉県554戸(同24.4%、同16.8%減)と落ち込み、全体の供給数が減少した。
新規発売に対する契約戸数は1,030戸で、平均契約率は45.5%(前年同期比0.8ポイントダウン)。
戸当たり平均価格は4,628万4,000円(同3.0%上昇)とアップした。地域別では、東京都5,594万2,000円、千葉県3,739万4,000円、埼玉県3,684万6,000円、神奈川県5,721万5,000円、茨城県4,481万1,000円。
6月の新規発売戸数は389戸(同10.2%減)。地域別では、東京都99戸(全体比25.4%)、千葉県131件(同33.7%)、埼玉県98戸(同25.2%)、神奈川県46戸(同11.8%)、茨城県15戸(同3.9%)だった。
新規発売に対する契約戸数は181戸で、月刊契約率は46.5%(前年同月比4.5ポイントアップ)。
戸当たり平均価格は4,452万5,000円(同5.2%上昇)。即日販売は37戸だった。月末現在の翌月繰越販売在庫数(発売後6ヵ月以内)は821戸。