不動産ニュース / ハウジング

2014/7/16

働く女性に向けた賃貸住宅を提案/大東建託

「女子ゴコロ100%プロジェクト」ロゴ
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「働く女性のライフスタイル提案が今回のポイント」と話す同社副社長の門内氏
「働く女性のライフスタイル提案が今回のポイント」と話す同社副社長の門内氏

 大東建託(株)は16日、働く女性をサポートする賃貸住宅の間取り提案「女子ゴコロ100%プロジェクト」を発表した。7月下旬に横浜市都筑区、8月中旬に東京都江戸川区の賃貸住宅にそれぞれコンセプトルームをオープンする。

 2012年12月に社内の女子社員有志が集まり同プロジェクトを結成。企画に当たっては(株)LIXILの女性社員の協力も得て、最新技術を取り入れた女性視点での賃貸住宅を提案する。企画のポイントは「働く女性のONとOFFをしっかりサポートする、賃貸住宅」。

 今夏オープンのコンセプトルームは「朝のコーデがぴしっと決まる、ラクチン動線がうれしい。くつろぎアイテム満載の心地いい住まいです。」をテーマに設計。シューズスルークロゼット、ウォークスルークロゼットの2つのスルークロゼットを使った回遊できる動線計画がポイントとなる。このほかにも調光式の照明でリラクゼーション効果を高めるバスルームや吸湿効果の高い建材の使用など、快適な生活空間づくりを訴求する。

 設備機器についても、オリジナルのシステムキッチンや洗面化粧台、カラーテレビインターフォンなど、ハイグレードのものを採用していく。賃料については、稼働率の向上やオーナーと同社の調整によってコストアップ分をカバーし、相場賃料との差が広がらないように設定する。

 今後、コンセプトルームでは入居者モニターによる体験調査なども実施。さらなる商品のブラッシュアップに役立てる。

 同社代表取締役副社長執行役員の門内仁志氏は「ハード面の性能を高めるだけでなく、ライフスタイル提案を行なうのが今回のプロジェクトの特徴。2つのスルークロゼットを利用した回遊動線など、アクティブに住まうための提案だ」とポイントを説明した。

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