不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/7/28

建設労働需給、不足幅は縮小も8職種すべてが「不足」/国交省調査

 国土交通省は25日、2014年6月分の「建設労働需給調査結果」を公表した。調査対象は8職種(型わく工業/土木・建築、左官、とび工、鉄筋工/土木・建築、電工、配管工)、または電工、配管工を除く6種。

 全国の調査対象8職種計の過不足率は1.3%。前月比で0.1ポイント不足幅が縮小した。ただし、東北地方では1.2%と、1.0%不足幅が拡大した。

 職種別では、8種類すべてにおいて技能労働者が不足傾向。中でも、型わく工/建築(2.5%)、鉄筋工/建築(2.8%)の不足率が高かった。地域別(10地域)では、北陸(マイナス1.3%)、中国(マイナス0.2%)は過剰傾向だったが、関東(2.9%)、四国(2.3%)をはじめ、全体的に技能労働者が不足傾向となった。

 今後の労働者の確保に関する見通しは、翌々月(2014年8月)は「困難」「やや困難」の合計が35.2%と前年同月比で12.9ポイント上昇。一方、「やや容易」「容易」の合計は6.9%と前年同月比で3.1%下降した。14年9月の見通しについても、「困難」が26.9%(同7.3ポイント上昇)、「容易」は11.1%(同1.3ポイント下降)となっている。

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